2日目の夕方に、他のコのごはんタイムの様子をクーが近くまで来てジッと見ているのを目撃した。
もしかしたら1粒2粒でも自分で食べてくれるかも知れないと考え、動物病院で色々貰ってきていたサンプルをとっかえひっかえクーの前に出してみた。

エイジングケア・腎臓サポート・尿路疾患用数種類〜一般食など目的は様々なサンプルフードだけど、[この際好んで食べられるものは与えて良いか?]を獣医さんに確認のうえでサンプルを貰ってきているため躊躇無く与えてみた。
具合が落ち着いたら日記に貼ろうと思っていたため空の袋も保管しておきました。
何度目かの食べてみたそうな雰囲気の時にやっと「ポリッ」と食べてくれたのが写真の下の中央のPHコントロール0(ゼロ)でした。
やわらかいものを与え続けて1ヶ月以上経っていたので、急に胃を刺激しては逆効果かも知れないと思い、2粒食べてくれたところで撫でて誤魔化しておしまいにしようとしましたが[もっとちょうだい]な眼差しと手。
様子を見ながら1粒ずつ。それでも6粒目くらいで一旦誤魔化して切り上げた。
もしもクーが吐いてしまうと、次からそのカリカリは好まなくなるから。
その日はその後も6粒・7粒と食べてくれました。それだけでは当然最低量の5分の1にもならないのでペーストでの給餌も併せて。
ついでに、絆創膏の消費がとても早い とメモに書いてあります。給餌の度に使うため仕方ないですね。
その翌日は少し以前よりも歩くようになりましたし夜まで前日と同様に少しの食欲を保っていました。
しかし夜になってやや元気もなくなり、食欲も見られなくなりました。
ただ、尿の色はオレンジ色からやや濃い黄色に落ち着いてきていたため、獣医さんに電話をし今出来ることの中から、さあどうするか を相談しました。
一番いいのは2日〜3日に1度インターフェロンをしばらく続けて打つことだと。次いで動物用抗生剤を服用させながら給餌を続けること。
インターフェロンと抗生剤を合わせた注射はしばらく続けて使うほうが良いようです。
ここで経済面との折り合いをつけなくてはなりません。
獣医さんも、インターフェロンはある程度続けたほうがいいから負担が軽くなるようにと1回あたりの注射料は2千円にしているとのこと。
納得したうえで更に獣医さんと腹を割って交渉。
注射のみで通院の場合は再診料はいいですよ、と言ってくださった。
ありがたいです。
その晩は私だけで動物用抗生剤バイトリルを錠剤でもらいに行き(4錠を半分に割って8日分で1,000円のみ)、帰宅してから自分でカプセルに詰めた。そのままだと割った先が尖っているため&与えにくいため。
翌日早朝にクーが元気な頃のようなおねだりの甘え鳴きをした。
半信半疑でまた上記のPHコントロール0を与えたところ、いい音で食べた。
ここで気を緩めてはせっかくの良い兆しが台無しだと思い、クーの食後2時間経過を見計らって注射を打ちに行った。
日に1度の抗生剤を服用させつつ戻ってきた食欲を無くさないようコツコツと、クーの気に入ったフードを与える。
2度目の注射から2日後には、1度に12〜15粒食べてもまだ欲しそうにするようになっていた。
3度目の注射の後には、調子の良い時は1度に30粒を超えて食べられるようになっていた。
ここからは注射はせず抗生剤の投与だけで良くなった。
体重もジワジワ戻ってきて、目もパッチリと開くようになった。
(調子が悪い時は目がうつろになっていたから)
尿もすっかり基準内のPHで色も量も問題ナシ。
これって・・・クーがPHコントロール0を好んで食べてくれたからだろうか?これを獣医さんに聞くのは忘れたが、さすがにコレを食べさせると水を飲む量は増える。
今となっては不明だが、もしクーが何かしらの害のあるものを口にして肝臓を悪くしたのだとすれば、それを排除するためにもやや多めに水を飲むことは良かったのかもしれない。
そして肝臓に蓄積された脂肪が少しずつでも機能的に処理されていけば、クーは元気を取り戻せる!
信じていた。
水は多く飲みすぎても心配だけど、クーの場合は腎臓は悪くないので少しずつPHコントロールから離れていけば心配ない。

一昨日21日から、猫さんたち全員のフードをクーの好むPHコントロール0にユカヌバシニアを少し混ぜたものにした。
今日22〜23日深夜にかけても、クーはみんなとほぼ同時間にみんなと同じく並べた器から食べてくれている。
尿も便も良い。次のごはんも明日も明後日も少しずつ適量に近づいていってほしいと思う。
=クーの肝疾患その1はこちら=

ブログランキングに参加しています→

