2009年11月14日

クーの肝疾患 その1

ザビの命日まであと1ヶ月ほどになった頃、9月の下旬にクーの様子がおかしいと気付いた。

4月に6.1kgだったクー。このままではいけないとダイエットも兼ねてシニアフードに切り替えたのも4月だった。

9月半ばごろにはクーは少しすっきりした体型になり、私はシメシメなどと思っていた。
クーは健康的にやせたのではなかった。

最初に「おかしい」と気付くきっかけになったのは、フードの器の前に座って涎をたらしているのを見た時。
涎は無色透明でねばりはあるが糸を引くほどではなく、ただ拭いても拭いても流れていた。

クーはもともと偏食が強くて、嫌いなフードを挙げるよりも食べてくれるフードを書いたほうが早い。しかも半年〜10ヶ月スパンで2度と食べなくなる。ウエットは一切食べない。おやつはフリーズドライささみししか食べない。
またたびも緑色のキャップのコメットしか反応しない。

そんなクーが召し上がっていたフードは、その頃(春〜秋)はユカヌバのシニア+ロイヤルカナンのインドアを大体3:1で合わせたもの。
うちの猫達のうち、にぃにぃ・クー・はな・吟はシニア組なのでクーの好き嫌いに付き合って同じものを食べることになってる。
 [にぃにぃは、1日1度だけ療法食のほうのロイヤルカナンPHコントロール0(ゼロ)を食べさせている:彼は油断すると尿路疾患になるから]

どういうわけだか、クーだけが肝臓を悪くしてしまったとわかったのは9月28日に病院へ行ってからだった。
尿はオレンジ色になっていたが、その他黄疸は見える範囲では無し。その日の体重は4.98kg。

診断では急激な体重変化によって引き起こされた肝リピドーシス。胆管肝炎も併発しているかも知れないとのことで、肝臓を守るための注射と点滴での対症療法の日々が始まった。

それだけでは消化器を使わないので、家では強制給餌。
それでもどんどん体重は減り続け、10月21日には4.4kgになった。
以前はどんなにさぐっても触れることの出来なかった背骨のデコボコが、軽く撫でただけでわかるほどになった。

強制給餌のコツを私に教えてくれたザビの命日10月29日には、クーは4.2kgになっていた。ザビに何だかんだとお祈りをしてしまう日々だった。
それまでの経緯も色々あったため、セカンドオピニオンとしての獣医さんに相談し診察してもらうことにしたのは11月9日。

kensa_091109.jpg これがその時の血液検査データ。(クリックで読み取れる大きさになります)
それまでと同様に肝臓の数値が揃って一桁高いままだった。
腎臓が悪くなっていないことは大きな救いだと思った。

FIPも疑われるとのことだが、それがわかったところで何も変わらないのでFIPを頭のどこかに置きつつ、積極的な治療をすることにした。


※FIP:猫伝染性腹膜炎の原因はウイルスですが多くの猫はこれに感染しているようです。発病せずに平和に一生を過ごすコが殆どで、ごく一部のコが発病します。最近は最近は腹膜炎を起こさないドライタイプのコが増えているそうです。

この日やっとインターフェロンを使うことにした。(もっと早くそうしてあげるべきだったと後で反省した)
インターフェロンと抗生剤を合わせた注射を1本打つ。
脱水症状はそれまでに治まっていたため点滴はせず。

qoo_091110.jpgクーはシリンジでの強制給餌が困難で、私は指に絆創膏をその都度巻き指であげていた。最もクーが嫌がらなかったのが指だった。


※シリンジや人の赤ちゃん用の投薬グッズで与えられるのならば、そのほうが良いと思います。うまくいった場合でも20分はかかるので、毎回毎日続けていれば必ず指は傷だらけになります。傷は浅くはないですし指というのはとても痛むところです。
飼い主がケガをしてしまっては十分なケアはできなくなります。くれぐれもご注意ください。

※片手で後頭部を包むようにして後ろから上顎の付け根を保定しながら少しだけ上を向かせて、もう片方の手の中指で下の歯をゆっくり下へ下げながら人差し指にくっつけた固めのペーストを飲み込みやすそうな位置へサッと軽く押すように入れる。
(これは「おえっ」ってならない位置で、かつ 飲み込みやすそうにしてくれる場所を実践で見つけてあげて下さい。説明がとても難しいです)
あるいは、上顎の舐めやすい場所に塗りつけます。


伸びのいい絆創膏を巻くことでペーストが適度に吸着し、かつ適度に指離れもよかった。
強制給餌中に指がふやけても伸縮性絆創膏を巻いているとペーストを硬めに作っても投薬の時の要領で与えられるので、私の体もらくだ。

強制給餌をする時、少し高さのある場所を作りそこで与えるとひとりでも与えやすくなる。病院の診察台くらいの高さを目安にかな。

今日はとりあえずここまで。写真は、まだ自力では水しか飲めなかった11月10日のクーです。
 =クーの肝疾患 その2はこちら=


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posted by chan_p at 05:01| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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