←この写真は約2週間前のシッポナ
(各写真はクリックで拡大されます)
シッポナはそろそろ9歳ですが、結構な歯石が付いておりました。
写真の歯の白いところはいつも見えていた部分。
茶色くなり歯石が付いているのは、歯茎に埋まっていた普段は見えない部分。
抜いた歯だけ見ますと、その大きさと歯石で「あらまー!」って感じでございましょ?
シッポナ9歳、これまで歯石を取ったことがないにしてはこの歯でも軽度のようです。
患部の歯茎には特に炎症もなく、赤くもなく腫れてもいませんでした。
ゴハンもメインはドライ、おやつもドライ^^;
ウェットタイプの各種製品は投薬のときや年に数度の特別な日にしか与えていません。
それでも、このような歯石は付いていくんですなぁ。
4月上旬はまだ、時々はきちんとお口の中に納まっていることもありました。
けれど、中旬を過ぎたころには下の犬歯がずっと上あごを持ち上げているような状態になりました。
それでも食欲旺盛、カリカリは普段どおりにポリポリと食べ、特に痛がる様子は見られず。
ひとつ気になっていたのは、身づくろいがしにくそうなこと。
飼い主都合ではありますが、先日獣医さんへ相談に行ったんです。本猫連れて。
獣医さんのお話では、痛がる様子もなく食餌も問題なく取れているようならしばらく様子をみられてはいかがでしょう〜と。
確かに。うんうん。私もそう考えていました。
過去の自身の経験上&いろんな先輩方のブログを拝見し参考にさせていただき、
うまく自然に抜けてくれるのならそのほうが良いだろうと。・・・ただ、様子を長く見すぎて炎症を起こし悪化後に色々と大変だった方々のブログも幾つかあったりしました。
今回シッポナのグラグラ犬歯をあえて抜歯したのは、
『猫は突然食べなくなる、そしてそれに起因して様々な内臓機能にも影響が出る』
これを過去に、にぃにぃ(原因不明)&クー(急に食べない弊害で肝リピドーシス)で経験しているので、私は個人的に『自力で食べられなくなること』が超怖いんです。ほんとうに怖いの。
にぃにぃもクーもおかげ様で完全復活しましたが、当時のケアは2ニャン重なっていたのでハードでした。
それもあり、なにかしらの悪い要因にするわけにはイカン!と思いまして、獣医さんとよくよく相談の上で抜歯してもらうことにしました。
ケースバイケースで、前日から入院が必要な場合もあるようです。シッポナの場合は当日16時過ぎに病院へ行き、20時過ぎには麻酔から醒めて家の中をウロウロうろうろ。
麻酔から完全に覚醒するまでは気をつけて見ていないと、頭や顔・体のアチコチを柱や壁にぶつけまくってしまいます。
自分の思うように歩けやしないんですが、まるでそれが納得いかないかのようにウロチョロしたがります。
ついてまわって見守ったりガードする必要があると思います。
抜歯の様子ですが、
いわゆる一般に言われる「鎮静」では相当な痛みがあるそうです、ぇぇまともに痛いと。
そらそうですよね、人間だって麻酔なしで親知らず抜くとか拷問ですから。
『可能な限り痛みを感じさせない』ことが、注射の選択次第ってことになりますので、
【どんな麻酔注射を使うか】そして重要な安全性、ココは獣医さんにしっかり相談・確認してくださいね。
シッポナに合った麻酔注射。筋注で、おしりに少量の透明な麻酔を注射。
1分ほどでトロンとなるのは、にぃにぃの角膜潰瘍の検査の時と同様。
そしてお口の中を丁寧に見ていただきまして、問題の右下犬歯を根を折らないよう気をつけながら獣医さんが抜いて下さった。
それはもう、一瞬。「あら抜けた・・」って感じです。
すぐに歯茎を圧迫止血し(その時のガーゼが写真の血の付いたもの)、
それからは殆ど出血はなく。あっても唾液にうっすら混じる程度で帰宅時(約30分後)には完全に血は止まっていました。
いまのうちに〜ということで、他の歯の歯石も取っていただきました。
抗麻酔薬を抜歯後まもなくに注射してもらっていたので、シッポナさん覚醒なさるのが早いんだもの。
本当は獣医さんがオシッコを取ってついでに検査してくれようとしてたのに叶わず。
麻酔から醒めかかっているフ〜ラフラな状態でも、オシッコを取られることに後ろ足で抵抗(苦笑
その後、首がしっかりするまで覚醒してからキャリーへ。
今回使用の麻酔注射は、少し吐くコもいるそうですのでそのあたり注意して見守りつつ。
麻酔から覚醒させる抗麻酔注射は、早めに麻酔から覚醒させてあげてその様子を獣医さんと一緒に観察できるので使ったほうがいいです。
麻酔から醒めるときに咽たり吐いたりすると、うまく飲み込んだり出したりできないので危険ですから。
誤嚥すると人間でも生命の危険がありますのでね。
ちなみにシッポナは当日朝の6時に食餌をとったきりでした。お水はお昼に飲んでいたのを見ましたが。
やっぱり仕事が休みの日じゃないと、こんな風に観察もままならないですよね。
私も久々の平日の連休だったので可能なことでした。
シリンジも付けてくださいましたが、小さいカプセルですのでシッポナの場合はウェット少量で包んだらペロッといきます。この子はこういったことには手がかからない。
お薬を包むのに適した というか包みやすい(スコッチエッグ状態ね)ウェットは、
万が一の常備フードとしてお奨めの退院サポート:トレイ100g(ロイヤルカナン)
適度なやわらかさのペーストなので使いやすいです。大きい缶もありますが、投薬に使うだけなら使いきりやすいトレイで十分です。
この退院サポートのおかげで、にぃにぃは復活してくれましたし私は信頼しています。
再診料:500円 麻酔料3,000円 処置料500円 抗麻酔注射1,500円 抗生剤600円 計6,100円でした。
※獣医せんせーが、抜歯の処置料は入力したのに他の歯の歯石取りの料金を入力し忘れてね、
会計したあとにお気づきだったようで「あっ、忘れちゃったよーま〜今回はいいですよー」って。
ありがたや〜
こんな風に大目に見てくださると、「また改めて検尿にも来ますね〜」っていう気持ちにもなります。
オシッコしそうな構えのときに、そっと手のひらで受け止めてジップロックに入れて持参するだけですし。
必要な処置や検査は誰だってできるだけ早くしたいですもんね。費用や料金を知る相談するって、とても大切なこと。
全くフトコロに余裕がなくても、来週には米が底を尽きるってーくらいの赤貧なときでも、過去わたしは獣医さんに正直に相談し交渉し口約束の分割もお願いしてきたりしたこともあります。
今はよっぽどクレカ対応してくれる病院が殆どですが、なぜゆえにか私のお気に入りの病院ではクレカ対応がなかったり導入ほやほやだったりします。
えっと・・ようは、飼い主都合ってのはみんなある。言わない書かないだけで動物の医療費は本当に高額で大変。でも、先延ばしにしてもしも悪化させてしまったらもっと大変なわけで。ヌシも動物も。
なので、症状・状態をある程度的を得て説明できるくらい様子を見たら、早めに診察へ連れて行ってあげたほうが良いですね。
あれからはや数日、シッポナは不都合なく身繕いし、相変わらずカリポリ食い、チビぶってにぃにぃ爺やクー婆のおなかをまくらにしてスヤスヤ。
※同じ抜歯でも口内炎や歯周病で歯茎を切除したり、歯根が病変しあごの骨の処置が必要といった大きな手術などのときは、前日夜からの絶食と麻酔注射+気道確保してのガスでの維持麻酔などの大掛かりなものが必要になります。
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